※前提としてある程度のライター実績やクライアントとの信頼関係があってこそのメソッドです。
- 単価アップしたいけど、方法がわからない
- 単価交渉のコツが知りたい
そんなライターの方に向けて、「ライターで単価アップする方法」について解説していきます。
- 単価交渉が必要な理由
- 単価交渉のコツとタイミング
- 単価アップのためにするべきこと
などについてまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ライターが単価アップするには「単価交渉」が必要
前提として、ライターが単価アップするためには、単価交渉が必要になります。
理由は、クライアント(発注者)から単価アップを申し出ることは少ないからです。
初めから高単価の案件を探そうとしても、クラウドソーシングやTwitterには高単価の案件が少ないため、見つけるのは難しいでしょう。
そのため、「それなりの単価で受注→途中で単価交渉→単価アップ」というステップを踏むことが必要です。
文字単価0.5円など、明らかに低い単価で仕事を受けている場合は、単価交渉をするのではなく、別のクライアントと契約することも考えたほうがいいかもしれません。
ライターが単価アップ交渉をする際のコツ
さっそく、ライターが単価交渉をする際のコツを紹介していきます。
コツ① 単価アップしてほしい旨をはっきり言う
まず大切なことは、「単価アップしてほしい」という旨をハッキリと伝えることです。
「もっと報酬が欲しい」と言い出しにくい気持ちはとてもわかりますが、単価交渉をしなければ、ずっと低単価で記事を書き続けることになってしまいます。
単価交渉をする際は、単価を上げて欲しい理由も正直に伝えるといいでしょう。
例えば、「今の単価だとクオリティの維持が難しい」「作業工程が増えたため余分に時間がかかる」などです。
コツ② 希望の金額を述べる
単価アップを交渉する際、希望の金額を述べるのも一つのテクニックです。
ただ「単価を上げて欲しいです」と言っただけでは、希望よりも低い金額になってしまう可能性が高いからです。
このとき、伝えた金額より少し低い金額になることが多いので、初めに少し高めの金額を伝えることをおすすめします。
コツ③ クライアントに提供できる価値を提示する
ただ「単価アップして欲しい」と伝えるだけでは、クライアントとしては出費が増えるだけですから、嫌がられてしまいます。
なので、単価交渉をする際は、「自分が提供できる価値を伝えること」が大切です。
例えば、単価アップしてもらえたら、
- 執筆ペースを◯日に1回まで上げられる
- 画像の挿入やWordPressへの入稿にも対応できる
- リサーチにさらに時間をかけ、ハイクオリティな記事が書ける
などを伝えると、クライアントに「それなら単価アップしてもいいかな」と思ってもらいやすくなるでしょう。
【注意】失敗も覚悟しよう
紹介した3つのコツを踏まえて単価交渉をしても、うまくいかない場合もあります。
最悪、契約を切られてしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。
万が一に備えて、複数の案件を抱えてリスクヘッジをしておくと、一つの契約を切られても痛手が少なく済みます。
②希望の金額を述べる
③クライアントに提供できる価値を明示する
ライターが単価交渉に踏み切るべきタイミング
単価交渉は、「報酬を上げてもらいたい!」と思ったときにすればいい、というものではありません。
ライターが単価アップの交渉をしやすいタイミングについて、解説していきます。
継続的に高クオリティの記事を納品したとき
単価アップをしてもらうには、クライアントからの信頼を貯めることが大切ですが、それには一定の期間が必要です。
記事を2〜3本書いただけで「単価を上げてください!」と言ったら、クライアントからまだ早いと思われてしまいます。
そのため最低でも3ヶ月、記事数にして20本程度、継続して高品質な記事を納品してから、単価アップを交渉することをおすすめします。
作業量や難易度が上がったとき
もう一つの単価アップをお願いしやすいタイミングは、作業の量や難易度が上がったときです。
例として、画像を挿入する作業が追加されたり、WordPressへの入稿をお願いされた場合などが挙げられます。
「〇〇という作業が加わったため、その分の報酬を上げていただけませんか?」という感じで単価交渉を持ちかけてみましょう。
ライターが単価アップを目指すためにやるべき7つのこと
ライターが単価アップを目指すために必要なのは、“優秀なライター”になることです。
SEOに強い記事が書ける、執筆速度が早いなどの付加価値を身につけることで、ライターとしての価値が上がり、単価アップもしやすくなります。
ここでは、ライターとしての価値を上げ、単価アップを目指すためにやるべき7つのことを紹介します。
クライアントと信頼関係を作る
単価アップのために重要なのは、クライアントと信頼関係を作ることです。
クライアントとしても、信頼しているライターは“報酬を上げてでも雇い続けたい”と思うので、単価が上がりやすくなります。
クライアントと信頼関係を築くコツ
- 丁寧な言葉遣い
- 納期をしっかり守る
- レスポンスをなるべく早く返す
- 最大限のクオリティの記事を書く
記事をたくさん納品する
一つのクライアントに対して大量に記事を納品すると、クライアントから重宝されやすくなります。
執筆スピードを上げたり作業時間を増やす工夫をして、できるだけ多くの記事を納品することで、単価交渉に踏み切りやすくなるでしょう
※一つのクライアントに依存すると、契約を切られた時に収入源がなくなるため、リスクヘッジしておきましょう。
実績を貯める
記事をたくさん書くことで、その実績をもとに高単価の仕事が受けられる可能性が高くなります。
クラウドソーシングサイトを利用している場合は、プロフィールの評価数が多いほど信頼につながりやすくなります。
その他の方法で受注している場合は、これまでに書いた記事をポートフォリオにまとめておくことをおすすめします。
一つの分野に特化する
ライターとしての価値を上げるために、一つの分野に特化して記事を書くという方法があります。
美容系、ガジェット系など、自分が得意なジャンルの記事に絞って書くことで、その分野に関する知識が身につきます。
専門知識があるライターは重宝されるため、単価が上がりやすくなるのです。
すでに専門知識がある場合や、極めたい分野がある人は、一つのジャンルに特化するのがおすすめです。
SEOの勉強をする
ライターの単価アップに欠かせないのが、SEOの勉強をすることです。
Webライターが各記事は検索から人を集める場合が多いので、SEOに強い記事を書けるとライターとしての価値が格段にアップします。
SEOの勉強手順
- ネットや書籍から知識をインプットする
- ライター案件や自分のブログで実践する
- 結果をもとに改善していく
取材記事を狙う
取材記事は、ネット上でリサーチをして書く記事に比べて、単価が高い傾向にあります。
ライター案件を探す場合は、積極的に取材記事に挑戦してみるといいでしょう。
直接メディアに応募する
単価が上がりやすくなる裏技(?)として、メディアに直接応募するという手段があります。
中間手数料が取られないため、クラウドソーシングなどに比べて高単価になる場合が多いのです。
Webメディアに直接応募する方法
①「メディア ライター募集」等のキーワードで検索し、ライター募集ページから応募する
② 記事を書きたいメディアを見つけ、ライター募集ページを探す
③ 記事を書きたいメディアの問い合わせページ等から直接交渉する
単価交渉をして、単価アップを目指そう!
ライターの単価アップに必要なことをまとめます。
◯ライターとしての価値を上げる
↓
◯適切なタイミングで単価交渉に踏み切る
◯高単価の案件に応募する
日々勉強し、経験を積んで重宝されるライターになることで、単価アップを目指していきましょう。
「もっとライティングの練習をしたい」「ライターとしての実績を作りたい」という方は、自分のブログを書くことがおすすめです。
好きなテーマで記事を書きながらライティングの練習をすることができ、仕事を取る際に実績として提示できるというメリットがあります。
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