文章を書くのが好きな人は、「文章を書くことが仕事にできたらいいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。
今回は、以下の内容を解説していきます。
- 文章を書く仕事15選
- 文章を書く仕事の働き方
- おすすめの文章を書く仕事
ぜひ最後までご覧ください。
目次
【15選】文章を書く仕事
文章を書く仕事15選と、それぞれの仕事内容と年収について紹介していきます。
次の3つのタイプに分け、順番に見ていきます。
・フィクションの文章を書く仕事
・ノンフィクションの文章を書く仕事
・その他の文章を書く仕事
フィクションの文章を書く仕事
作家
みなさんご存知の通り、作家は本やエッセイなどを書く仕事です。
ベストセラー作家は年収1,000万円を超える人もいますが、デビューできるのは1%未満とも言われていて、平均年収は200〜300万円という厳しい世界です。
そのため、他の職業を持ちながら兼業作家として作家活動をしている人も多いです。
詩人・歌人・俳人
詩人は詩を書く人、歌人は短歌を詠む人、俳人は俳句を詠む人です。
いずれもその仕事だけで生計を立てるのは難しく、趣味や兼業で行なっている人がほとんどで、平均年収は200~300万円ほどです。
脚本家
脚本家の仕事は、演劇やドラマの脚本を作ることです。
売れっ子の脚本家であれば年収1,000万円を超える人もいますが、そういう人は脚本家の中のごく一部。
作家と同じく、芽が出なければ生計を立てるのが難しいため、兼業の人も多い職業です。
シナリオライター
シナリオライターとはゲームのシナリオを考える仕事で、近年、需要が急増している職業の一つです。
ゲームが大ヒットすれば年収1,000万円を超えることもありますが、平均年収は300~500万円ほどです。
フリーランスだと収入が不安定になりやすいですが、ゲーム会社に就職するという手段もあります。
スピーチライター
スピーチライターは、政治家などがスピーチをする際の原稿を考える仕事です。
欧米ではかなり需要のある職業ですが、日本ではあまりメジャーではありません。
アメリカでは平均年収600万円ほどですが、日本ではスピーチライターの人数自体が少ないため、収入に関する情報が少ないのが現状です。
ノンフィクションの文章を書く仕事
Webライター
Webライターは、Webメディアなどで記事を書くライターのことです。
平均年収は300万ほどで、副業や主婦の在宅ワークで月1~5万円を稼いでいる人も多いです。
フリーランスや副業としての働き方がメジャーで、時間や場所にとらわれずに働くことができます。
新聞記者
新聞記者は、取材やリサーチを元に新聞の原稿を書く仕事です。
平均年収は700万円〜と高く、大手新聞社に勤務する人であれば年収1,000万円を超えるのも珍しくありません。
その分、1日12時間以上の長時間労働を強いられることも多いハードな職業です。
テクニカルライター
テクニカルライターとは、専門的な内容についての文章を書くライターです。
主に電子機器や家電の取扱説明書や、技術者向けのマニュアルを書きます。
専門知識と分かりやすい文章を書く能力が求められる仕事で、年収は200~800万円と幅があります。
ブロガー
ブロガーは、ブログを運営して広告費や自社商品の販売などでお金を稼ぐ仕事です。
ブログを開設すること自体は誰でもできますが、食べていけるだけの収入を得るのは簡単ではありません。
トップブロガーは月に数百万を稼ぐ人がいる一方、月1万円も稼げずに辞めてしまう人や、副業として月5万円程度を稼いでいる人もいます。
アフィリエイター
アフィリエイターは、ネット上で商品やサービスを紹介し、紹介料で稼ぐ人たちのことです。
ブログで商品を紹介する人が多いですが、近年はYouTubeやTwitterでアフィリエイトをする人もいます。
上手くいけば月に数百万〜数千万など大きく稼げる一方、Google(SEO)のアップデートの影響などで売り上げが激減するリスクもあります。
その他の文章を書く仕事
コピーライター
コピーライターは、商品やサービスのキャッチコピーを考える仕事です。
平均年収は500万円程度と、他のライター業より高めですが、所属する企業の規模によって年収は上下します。
電通などの大手広告企業のコピーライターは、年収1,000万円を超える人もいるようです。
翻訳家
翻訳家は、他の言語で書かれた書物を日本語に訳したり、日本語の書物を他の言語に訳したりする仕事です。
平均年収は400~600万円ですが、スキルによっても収入は変わってきます。
日本語の文章力だけでなく、他言語を流暢に扱える能力が必要なので、難易度は高いと言えるでしょう。
編集者
編集者の仕事は書籍を作ることで、企画から取材、記事編集など様々な業務が含まれます。
平均年収は400万〜500万円で、出版社に勤務する編集者が多いです。
閑散期と繁忙期の差が激しく、繁忙期は原稿に追われ、激務を強いられることも珍しくありません。
校正・校閲
校正・校閲とは、書籍などの文章の校正刷りをチェックすることです。
誤字脱字や誤植を見つけたり、文章の内容に間違いがないかを確認します。
平均年収は400万〜500万円で、出版社などに勤めている人とフリーランスで働いている人がいます。
広報
広報の仕事は、企業のイメージをアップを図る「社外広報」、社員に企業理念などを伝える「社内広報」、投資家向けの「IR広報」などがあります。
文章を書くだけの仕事ではありませんが、社内報や広報資料の作成などで文章を書く機会があります。
平均年収は400万〜500万円で、主な雇用形態は企業勤めです。
文章を書く仕事の働き方
文章を書く仕事には、企業勤めとフリーランスという二つの雇用形態があります。
それぞれの働き方や、メリット・デメリットを見ていきます。
会社勤め
会社勤めは、文字通り企業に勤めて仕事をすることです。
例えば、編集者・校閲者は出版社、WebライターはWebメディア、シナリオライターはゲーム会社に勤めることが多いです。
メリット
- 収入が安定している
- 大きな規模の仕事を任せられる
- 福利厚生が手厚い
デメリット
- 働く時間を選ぶことができない
- 大きく稼ぐことは難しい
- 人間関係のトラブルが起こりやすい
フリーランス
フリーランスは、企業と雇用関係を結ばず、個人で仕事をしている人のことです。
フリーランスの人が多い仕事は、「作家、Webライター、ブロガー」などが挙げられます。
Webライターの場合は、LANCERSなどのクラウドソーシングで仕事を受注する人が多いです。
メリット
- 好きな場所で働ける
- 仕事量や勤務時間を自分の裁量でコントロールできる
- 書籍やカフェ代が経費で落とせる場合がある
デメリット
- 契約を切られたら仕事がなくなってしまう
- 自分で確定申告をする必要がある
- 体調不良などで働けないと給料が入ってこない危険がある
文章を書く仕事ならWebライターがおすすめ!
文章を書く仕事をたくさん紹介しましたが、一番のおすすめはWebライターです。
理由は、未経験でも稼ぎやすく、時間や場所にとらわれずに働けるからです。
前半に紹介した文章を書く仕事の中には、作家や脚本家など、稼ぐのが難しい仕事も多く含まれていました。
一方Webライターは、初心者でも3ヶ月で月5万円を達成できる可能性も高く、比較的稼ぎやすい仕事と言えます。
また、Webライターはフリーランスや副業の働き方が主流なため、好きな場所で好きなときに働けるというメリットがあります。
・PCさえあればどこでも働ける
・初心者でも稼ぎやすい
Webライターの始め方については下記の記事を参考にしてください。