Webライターの案件を受注する方法として真っ先に思いつくのは、クラウドソーシングサイトではないでしょうか。
しかし、Twitterでもライター案件を受注することができるんです。
「Webライターを始めたいけれど、どうやって受注すればいいか分からない」
「Twitterからライター案件を受注できると聞いたけど、具体的なやり方が分からない」
上記のような悩みを持つ方に向けて、実際にTwitterからライター案件を受注したことのある私が、
- ライター案件をTwitterから受注するメリット・デメリット
- ライター案件をTwitterから受注する方法
- ライター案件に応募する前の準備
- ライター案件に応募する際のコツと注意点
といった内容について解説していきます。
目次
ライター案件をTwitterから受注するメリット
まず、ライター案件をTwitterから受注するメリットについて解説していきます。
メリット① すぐに契約成立できる
Twitterからライター案件を受注するメリットの一つが、契約がスピーディーに行えることです。
クラウドソーシングを使う場合は、応募してから数日後に採用・不採用が分かるケースが多いです。
しかし、Twitterは組織を通さない1対1の契約なので、双方が合意した時点で契約成立となります。
早ければ数時間〜半日で契約が結べるので、すぐに仕事が欲しい方や、待つのが嫌いな方にオススメです。
メリット② 報酬の相場が比較的高い
クラウドソーシングと違って、Twitterでは中間手数料が取られないため、報酬が若干高くなります。
また、フォロワーの目があるため、常識的な値段でライターを募集している人が多い印象です。
それでも記事単価が数百円などの安い案件もあるので、案件を探す際は報酬に注意して選ぶようにしましょう。
メリット③ 未成年でも案件を受注できる
フリーのライターが仕事を受注する際の王道は、クラウドソーシングを使うことですが、多くのクラウドソーシングサイトは18歳未満の登録を禁止しています。
しかし、Twitterなら13歳から利用することができるため、クラウドソーシングが使えない中高生でもライター案件を獲得できるのです。
②報酬の相場が高い
③未成年でも案件を受注できる
ライター案件をTwitterから受注するデメリット
続いて、Twitterでライター案件を受注するデメリットを解説していきます。
デメリット① ライター案件自体が少ない
一つ目のデメリットは、Twitterにライター案件自体の数が少ないことが挙げられます。
Twitterを利用してライターを募集するのは、クラウドソーシング等に比べて一般的ではないためです。
そのため、Twitterからライター案件を受注したければ、応募できそうな案件がないか毎日チェックすることをおすすめします。
また、一度応募しただけで採用されるとは限らないので、複数の案件に応募してみた方がいいでしょう。
デメリット② 相手の素性がわからない
もう一つのデメリットは、仕事を募集している人の素性が分からないということです。
中にはあまりにも低単価で募集をかけていたり、案件に関する情報を聞いても明確な答えが返ってこない場合もあります。
少しでも「この人、信用して大丈夫かな?」と不安になったらやめておくのも手です。
また、未成年の場合は事前に保護者に相談しておきましょう。
②相手の素性が分からない
ライター案件をTwitterから受注する方法
Twitterからライター案件を受注するメリット・デメリットが分かったところで、ライター案件を受注する具体的な方法を解説していきます。
方法①「ライター 募集」で検索をかける
Twitterの検索機能を使い、「ライター 募集」というワードで検索をかけます。
関係ないツイートもヒットしますが、注意深く探すと以下のような募集ツイートが見つかります。
やってみたい案件が見つかったら、ツイートの指示に従い、DMやリプライから応募しましょう。
方法② ツイートでライター案件を募集する
Twitterアカウントを仕事専用にするならば、「仕事募集中」というツイートをしてみるのも手です。
もしかしたら、そのツイートを見た誰かが仕事を依頼してくれるかもしれません。
仕事募集ツイートに書くべき内容
- これまでの実績
- 得意なジャンル
- 最低単価
- アピールポイント
しかし、フォロワーが少なかったり、実績がない場合は仕事の依頼を受けられる確率は低いです。
初心者のうちは、自分から案件を探しに行く方が手っ取り早いでしょう。
方法③ Webメディアの公式Twitterをフォローする
Webメディアの公式Twitterから、ライターを募集している場合があります。
自分が執筆したいジャンルのWebメディアを見つけたら、普段からフォローしておくと、ライターの募集がかかったときにすぐに応募することができます。
再現性は高くありませんが、Twitterでライター募集を行なっていない場合でも、DMなどで営業をかければ採用される可能性はゼロではありません。
ライター案件に応募する前の準備
Twitterからライター案件に応募する前に、少し準備が必要です。
具体的にやるべきことを解説していきます。
Twitterアカウントの整備
Twitterからライター案件に応募する場合、募集している人に自分のアカウントを見られることになります。
その際、発注者に「この人は信用できる」と思ってもらわないと、仕事はもらえません。
信用してもらうために、まずアイコン、名前、プロフィール文の3つをしっかり設定しましょう。
◯アイコン
まずは何か設定しましょう。自分で撮った写真か、オリジナルアイコンがベストです。
◯名前
読める名前にしましょう。ペンネームでもいいですが、ふざけていると思われるような名前は避けたほうがいいでしょう。
◯プロフィール文
ライターとしての実績や、ブログのURLを書いておくといいでしょう。
どれも不快感を感じさせないものであれば、基本的になんでもOKです。
また、ツイートの内容も、発注者に見られても大丈夫なようにしましょう。
NG例
・「眠い」「お腹すいた」など、どうでもいいことばかり
・「仕事だるい」など、仕事に対するネガティブなツイート
・趣味に関することばかり呟いている
フォロワー数は沢山いるに越したことはありませんが、「フォロワー0」だとさすがに信頼されにくいので、100~300人程度はフォロワーがいると良いでしょう。
自分のブログを運営する
Twitterでライター案件を受注する際、自分のブログを運営していると、実績として提示することができます。
発注者からしても、文章のサンプルがあったほうが実力を評価しやすいため好都合です。
ブログを運営する方法はいくつかありますが、おすすめはWordPressで開設する方法です。
WordPressをおすすめする理由は、WebメディアをWordPressで運営している企業が多くあり、WordPressに入稿できるスキルがあるだけで報酬がアップする可能性があるためです。
ワードプレスブログの始め方については、下のページを参考にしてください。
ライター案件に応募する時のコツと注意点
準備が整ったら、実際にTwitterからライター案件を受注してみましょう。
案件に応募する際のコツと注意点をまとめました。
提案文の書き方
Twitterからライター案件に応募する際は、ライター募集している人にDM等で「提案文」を送ることになります。
ここで重要なのが、発注者が「ぜひこの人に仕事をお願いしたい」と思うような提案文を書くことです。
提案文に最低限入れるべき項目がこちらです。
- 自分の名前
- ライターやブログ運営の実績
- その他のアピールポイント
- 意気込み
<提案文の例>
初めまして、太郎と申します。
ライター募集のツイートを拝見し、DMをお送りしました。
私はブログを◯ヶ月運営しており、〇〇というキーワードで検索◯位をとったことがあります。また、検索から毎月◯PVの流入を得ています。(※ブログのURLを添付)
また、〇〇に関する知識が豊富なため(資格・経験があり)、こちらの案件に活かせると思います。
お仕事をいただけたら、リサーチから執筆まで丁寧にやらせていただきます。
ご検討よろしくお願いいたします。
提案文が長すぎると読むのが大変なので、要点をまとめて簡潔に書くようにしましょう。
契約条件をしっかり確認する
いざ仕事を受注する前に、契約条件をしっかりと確認しておきましょう。
- 報酬(文字単価◯円または記事単価◯円)
- 文字数(1記事あたりの文字数)
- 納期(記事の締め切り)
- 納品方法(Word文書、WordPressなど)
- キーワード、記事構成の有無(自分でキーワードと見出しを考える場合と、発注者が用意してくれている場合があります)
- 支払い方法(銀行振込の場合がほとんどですが、念のため確認しておきましょう)
さっそくTwitterからライター案件を受注しよう!
Twitterは無料でアカウントを作成することができるため、持っておいて損はないツールです。
毎日チェックしていると、「初心者OK」や高単価の案件もあったりするので、ぜひ根気よく探してみてください。
さっそくTwitterからライター案件を受注して、ライターとしての一歩を始めましょう!
Webライターとして収入を増やしたい方は、ライターの単価アップ方法に関する記事を参考に単価交渉に挑戦してみてください。
また、単価アップのためには実績をアピールできることがポイントです。
ワードプレスブログの始め方を参考にブログでライティングスキルをアピールできる場を作っておきましょう。