※この記事はライターが執筆しています。
今、本記事を読んでいる人は
- プログラミング初心者でも転職は可能なの?
- エンジニア転職の最短ルートは?
- 独学じゃダメなの?
このような悩みを持っているのではないでしょうか。
結論から言います。
「プログラミング初心者でもエンジニア転職は可能です。」
本記事では初心者からのエンジニア転職に失敗しないために意識すべき手順を解説します。
目次
プログラミング初心者の転職に求められるもの4つ
未経験からのエンジニア転職にも当然求められるものがあります。
- IT全般の基礎知識
- 自発的に学習できること
- 最低限のプログラミング経験
- コミュニケーション能力
それぞれついて解説していきます。
1. IT全般の基礎知識
転職をする上でとても大事なのが、エンジニアの業界知識をしっかりつけることです。
これを怠ると、
「エンジニアにはなれたけどやりたい事と違った。」
といったことが起こってしまいます。
エンジニアといっても自分が何を作りたいかによっても学習する内容も大きく変わってきますので、しっかりとIT業界、エンジニア業界の知識を身につけることが重要になります。
2. 自発的に学習できること
エンジニアが扱う技術は日々進化してするため、自ら新しい技術を取得していかないとすぐに置いていかれてしまいます。
また、企業が未経験者の採用を行うには100~150万円程度の採用コストがかかります。
その中で自主的に学習しないような人は採用したくないですよね。
日々自発的に学習する習慣を身に付けられていると、採用担当者から「積極的に技術を習得してくれそう」「入社後に大きく成長してくれそう」という評価を獲得することができます。
3. 最低限のプログラミング経験
ここでいうプログラミング経験というのは
「少し触ったことのある程度ではなく、何か自分で開発した経験がある。」
このレベルが求められます。
未経験歓迎と書いてある求人だとしても、プログラミングを全くやったことがなければ選考を通過するのは難しいでしょう。
エンジニアになりたいと言っているのにあまり触ったことがないと、それだけでも「やる気がない」というイメージを持たれてしまいます。
4. コミュニケーション能力
エンジニアのスキルとして一番重要なのは実はコミュニケーション能力です。
開発スキルじゃないの?と思う方も多いかと思います。
しかし、エンジニアはプログラミングを書くだけが仕事ではなく、チームやお客さんとのコミュニケーションを結構まめに取るのが現実です。
なのでエンジニアにとって、コミュニケーション能力は必要不可欠な能力です。
プログラミング初心者の転職ルート3選
プログラミング未経験での転職方法にもいくつか方法があります。
- プログラミングスクール経由での転職
- Wantedlyを利用する
- Twitterを利用する
おすすめの3つの方法について解説していきます。
プログラミングスクールに通いそのまま転職
卒業後のキャリアを保証してもらえるプログラミングスクールに通うことが一番リスクが少なくておすすめです。
プログラミングスクールに通うメリット
- わからないことをその場で質問できる
- 最短でスキルを取得できる
- 転職サポートがある
- チーム開発が学べる
それではひとつずつ解説していきます。
・わからないことをその場で質問できる
プログラミングスクールと独学の一番の違いは「挫折率の違い」です。
プログラミングスクールの場合、大半の人が実際にスキル習得できている一方、独学している人の挫折率は”90%以上”と言われています。
ではなぜ独学だとそこまで挫折する人が多いかいうと、
それは「わからないことをその場で質問できる環境がないから」です。
これって精神的にも体力的にも消耗しがちなんですよね。
プログラミングスクールではわからないことを質問した際、メンターが初心者でもわかりやすく図などを使って丁寧に質問してくれるのでとても理解しやすいです。
・最短でスキルを取得できる
多くのプログラミング初心者は学習方法について、
「本当にこの学習方法であってるかな?」
「この学習内容で本当にエンジニアになれるのかな?」
このような悩みをかかえます。
プログラミングスクールではエンジニアになる為のカリキュラムが用意されており、
言い方は悪いですが、スクールの用意したレールに乗っていれば転職できるレベルまでにはなれます。
また、教材の中で生徒からの質問が多い箇所などをわかりやすいように常にアップデートをつづけているので本当にわかりやすいです。
カリキュラムの内容についてはこの後紹介していきます。
・転職サポートがある
プログラミングスクールには転職サポートが付いているのが大きな魅力です。
転職サポートの内容は以下になります。
- 求人紹介
- キャリア面談
- 面接対策(主に質問対策や面接練習など)
- 履歴書添削
この中でも特に嬉しいのが「面接対策」です。
これは意外なのですが、エンジニアなりたい人の多くがエンジニアになりたい理由を言語化できていません。
未経験からのエンジニア転職では面接で必ず聞かれます。
プログラミングスクールでは、自分の中で固まっていなくてもうまく言葉にできるように一緒に考えてくれます。
とても有り難いですね。
・チーム開発が学べる
チーム開発の経験は必ず就活で評価されます。
就職したらチームで開発するので評価されるのは当たり前ですね。
チームを実際にやってみると人のコードを読む機会や進捗の管理、タスクの割り振りなど
実際の開発現場で行われているようなことを経験できます。
独学者の多くはチーム開発はやらずに転職活動しているのでここでも差別化できますね。
おすすめのプログラミングスクール
それでは、ここからオススメのプログラミングスクールについて紹介していきます。
今回紹介するのは以下の2つのプログラミングスクールです。
TECH CAMP エンジニア転職(旧TECH::EXPERT)
カリキュラム内容
- HTML
- CSS
- Ruby
- Rails
- JavaScript
- jQuery
- Git、GitHub
- MySQL
- haml
- sass
- Ruby
- Rails
- AWS
- チーム開発
料金
- 分割料金:月々30,000円〜(税込)
- 一括料金:598,000円(税別)
受講形式
- 通学
- オンライン
場所
- 渋谷フォンティスビル校
- 渋谷フレーム神南坂校
- 渋谷アジアビル校
- 東京丸の内校(5月に開講予定)
- なんばスカイオ校
- 名古屋栄校
- 中洲校
公式サイト
DMM WEBCAMP
カリキュラム内容
- HTML
- CSS
- Ruby
- Rails
- JavaScript
- jQuery
- Git、GitHub
- MySQL
- AWS
- チーム開発
- オリジナルサービスの開発
料金
- 月額料金:15,500円〜
- 一括料金:628,000円(税別)
受講形式
- 通学のみ
場所
- 渋谷校
- 新宿校
- 難波校
公式サイト
2つのスクールについてご紹介しました。
今回紹介したスクールでは環境構築からアプリケーションの公開までエンジニアとしても幅広いスキルが身につくのでおすすめです。
カリキュラムの内容などを見て少しでも気になったら公式ページをみてみましょう。
また、公式ページより無料カウンセリングの申し込みができます、
キャリアについての相談や転職状況なども気軽に聞く事ができるので、
まずは無料カウンセリングに行ってみてはいかがでしょうか。
Wantedlyを利用する
「Wantedly」とは、転職サイトのようにウェブ上で転職したい企業を探すことができる転職サービスです。
エンジニア転職をしたい人は必ずと言っていいほど使っています。
他の転職サイトとの大きな違いはプロフィールのカジュアルさです。
Wantedlyのプロフィールはとても自由度が高く、自分をアピールしやすいです。
学習中に作成したオリジナルアプリを載せる箇所も用意されているので自分のスキルを企業にアピールできます。
また、プロフィールをみた企業からスカウトもあるので
こちらは必ず登録し、プロフィールを充実させましょう。
しかし、Wantedlyで転職先をさがすならオリジナルアプリが必須と言っても過言ではありません。
何もない状態で応募しても返信すら返ってこないことが多いのでスキルを証明できる物を準備してから応募してみましょう。
Twitterを利用する
「え、Twitterで転職!?」
と驚いた方もいるかと思いますが、
エンジニア転職において、Twitter転職も定番になってきています。
#twitter転職
こちらのハッシュタグで検索してみてください。
エンジニア転職したい人のツイートが沢山あったと思います。
職種 :
勤務地:
年齢 :
年収 :
言語 :
こんな感じで希望条件やスキルを載せてツイートするともしかしたら企業から声がかかるかもしれませんね!
私の周りにもtwitter転職を成功させた人が何人もいます。
実際に採用担当の方に話を聞いても、SNSは人柄を知るために見る事が多いと言う方もいますので、
日々のツイートの内容をプログラミングに関する情報発信やアウトプットを中心にしていきましょう。
プログラミング初心者は独学でも転職可能?
「独学でもプログラミング学習は可能です。しかし、挫折率が非常に高いのであまりおすすめしません。」
一緒に学習する仲間がいないのでモチベーションの維持が難しく、大半の人は挫折してしまいます。
「それでもでもスクールは料金が高いから独学で頑張りたい。」
そんな方向けにおすすめの学習サービスについて紹介していきます。
おすすめの学習サービス
Progate
『初心者から、創れる人を生み出す』がキャッチコピーのプログラミング学習サイト。わかりやすい問題形式と丁寧な解説で初心者がプログラミングを学習するのに最適なサイトです。
特徴
- WEB上で完結する為、環境構築が不要です。
- イラスト中心のスライドで学習した後に、実際にプログラミングをします。
- ユーザーのレベル機能などがあり、ゲーム感覚で学習できます。
学べる内容
- HTML/CSS
- JavaScript
- jQuery
- Ruby
- Ruby on Rails
- PHP
- Java
- Python
- Command Line
- Git
- SQL
- Sass
- Go
- React
- Node.js
価格
- 無料会員(各レッスンの初級のみ)
- 有料会員(980円)
こんな方にオススメ
- 電車内などの隙間時間を利用したい方
- 環境構築に自信がない方
ドットインストール
HTML, CSS, JavaScript, PHP, Rubyをはじめ、iPhoneやAndroidアプリの作り方も学べます。豊富な3分動画を見ることで、はじめての人でも無理なくスキルを身につけていくことができるプログラミング学習サービスです。
特徴
- 業界でも最大級のレッスン数です。(レッスンの数は350以上、総動画数は5000超え)
- 動画を見ながら実際に手を動かして学ぶことができます。
- 1本の動画が長くても3分台で作られているので、途中で飽きづらいです
学べる内容
- 基本的な言語は全て収録されており、各種ツールやマニアックな言語にも対応しています。
価格
- 無料会員(一部のレッスンのみ受けられます)
- 有料会員(980円)
こんな方にオススメ
- まずは動画で全体像を理解したい方
- 動画を見ながら手を動かして学びたい方
Udemy
全世界で4000万人の受講生、13万もの講座を持つ世界最大級のオンライン教育プラットフォームです。
特徴
- 数十時間をこえるコースでもほとんど2,000円以下で購入できます(セール時)
- 講座を受けてわからないところを講師に質問できます。
- スマホにダウンロードすればオフラインでも見れます。
学べる内容
- 基本的な言語は全て収録されており、現役のエンジニアから実践的なスキルを学べます
価格
- 通常時10,000円〜25,000円
- セール時1,500円〜2,000円(大体いつもセール中なので間違ってもセール時以外で買わないようにしましょう。)
こんな方にオススメ
- 現役のエンジニアから実践的なスキルを学びたい方
- 質問できる環境で学習したい方
Skill Hacks(スキルハックス)
迫祐樹さんが出しているプログラミングの動画教材です。
「脱初心者を最短で」を目標に、簡単なサイトを作る方法やデータベースを使ったWebアプリの開発方法を学びます。
特徴
- 受講者の挫折率が低く満足度がとても高い教材です。
- 本当の超初心者でも理解できる分かりやすい言葉で説明されています。
- LINE@で個別に直接質問できます。
学べる内容
- HTML/CSS
- Bootstrap
- Ruby
- Ruby on Rails
- AWS
- Webデザイン
- データベース
- セキュリティ
価格
- 69,800円(税込)
こんな方にオススメ
- Progate・Udemy・ドットインストールで独学したが、イマイチ身についていない方
- プログラミングスクールに通いたいけど料金が高くて通えない方
プログラミング初心者の転職最短ルートはスクールの活用
ここまで、プログラミングスクールを活用するパターンと独学で学習するパターンの両方について解説してきました。
早く確実に転職を成功させるなら転職保証付きのプログラミングスクールに通うのがおすすめです。
先ほど紹介した通りプログラミングスクールに通うことには多くのメリットがあります。
- わからないことをその場で質問できる
- 最短でスキルを取得できる
- 転職サポートがある
- チーム開発が学べる
費用は決して安くはありませんが、転職に成功し技術力を高めれば収入がアップしてすぐに回収できるでしょう。
エンジニアとして早く成長するなら実務経験を積む事が一番の近道です。
先ほど紹介したプログラミングスクールでは返金保証期間があります。
実際に数日間通ってみて合わないと思ったら返金制度を利用できるので、まずは思い切ってスクールに通ってはいかがでしょうか。
おすすめのプログラミングスクールおさらい
プログラミング初心者からの転職に挑戦しよう
さて、この記事ではプログラミング初心者からエンジニアに転職したい方のために、転職方法やおすすめのスクール、独学での学習方法まで解説してきました。
エンジニア業界は一定のスキルさえ身につければ初心者でも飛び込みやすい業界なので、今挑戦を躊躇しているあなたも勇気を持って一歩前へ踏み出してみましょう。
今は初心者でもエンジニアとして働きながらスキルを身につけていけば今後のあなた自身の需要は右肩上がりで高まっていきます。
今はその第一歩目として、プログラミングスクールを活用したり、もしくは独学で地道に学習したりなどをして最低限の知識やスキルを身につけ、転職にチャレンジしましょう!
また、スクールなどで学習しながら実際にプログラミング案件を受注して実績を作るという手もあります。
個人としてプログラミングで稼ぐ方法を下記記事にまとめたので、こちらも参考にしてください。
