ブログはオワコンって言われてるけど、本当なのかな。
GoogleのコアアルゴリズムアップデートでSEOが難しくなっているみたいだし、ブログはもうやらない方がいいのかな。
こんな悩みを解決する記事です。
結論から言うと、SEOの難化=ブログで稼げないと言うことではありません。
SEOハードモード時代では、集客経路を増やすことでブログはまだまだ稼げる情報発信媒体です。
目次
コアアルゴリズムアップデートとは
そもそもGoogleのコアアルゴリズムアップデートとは、Googleがより質の高い検索結果をユーザーに提供するために定期的に行われる、検索結果の表示順位決定要素を最適化する動きです。
近年のアップデートでは、回を重ねるごとに個人ブロガーが上位を取るには厳しい状況になっており、アップデートがあるたびにTwitterではアフィリエイターの悲鳴が聞こえてきます。
これまで個人のブログが上位表示されていた検索結果でも、徐々に上位ページ(1~10記事)を企業が運営するメディアが埋め尽くすようになってきました。
数年前まで個人ブログで上位表示することはさほど難しいことではなかったらしいのですが、今では年々SEOの難易度が上がっていっている状況です。
「ブログはオワコン」は間違い
それでも、「ブログはオワコンである」とは思いません。
なぜならブログの集客経路はSEOだけじゃないからです。
ブログには主に3つの集客経路があります。
- SEO
- SNS
- 広告
これからはSEO以外から集客できる人が個人ブログでも稼げる力を持つ人だと考えています。
SEOハードモード時代でもブログで稼ぐ集客方法3つ
先に挙げた3つの集客経路ごとに、これからブログで稼ぐための対策方法を解説します。
- SEO
- SNS
- 広告
SEOで集客
SEOでユーザーを集めるには、
- 指名検索
- 権威性・信頼性
- ニッチジャンル・ワード
この2つがキーワードになると思います。
指名検索
指名検索とは、あなたのブログサイトまたはあなた自身の名前で検索されること。
狙っているジャンルのSEOが難化して企業サイトばかりが上位表示されるようになっても、サイト名での検索結果だけはあなたのサイトが1番に来るはずです。
指名検索を狙うには、SNSなどで影響力をつけ名前を覚えてもらったり、一度サイトを訪れたユーザーにサイト名を覚えてもらい次はサイト名で検索して訪問してもらうように工夫するなどの対策が考えられます。
そのジャンルに詳しい人が運営しているサイトだ、と思ってもらえればそのジャンルについて勉強したい人は何度も訪れてくれるかもしれません。
✔︎指名検索に強いサイトの例
マナブさん:manablog
⇒SEO、プログラミング関連
ヒトデさん:hitodeblog
⇒ブログの始め方
クニトミさん:副業コンパス
⇒副業、ブログ
Tsuzukiさん:Tsuzuki Blog
⇒ブログ
このように特定のジャンルでの発信力を高めていくと、「この人の運営するサイトは〇〇というサイト名で、〇〇のジャンルについて詳しく書いてあるサイトだ」と認識してもらえるようになります。
指名検索の獲得には、SNSとブログの発信内容の親和性も重要なので後で解説します。
権威性・信頼性
昨今のSEOでは企業の運営するサイトが上位表示されやすくなったと説明しましたが、その理由の1つとして「企業名やサイト名がWeb上のいろいろな媒体で言及される数が非常に多いことで獲得している権威性・信頼性の高さ」が挙げられると考えています。
また、記事の監修者としてそのジャンルの専門家を採用しているケースも多いです。
こういった状況に個人ブログが対策していくには、
- SNSでの発信を通してそのジャンルでの専門性・権威性・信頼性を磨くこと
- 力を持ったメディアでインタビュー記事、特集記事をあげてもらうこと
このあたりが効果的かも知れません。
2つ目はある程度発信力がついてきてから取れる対策ですが、1つ目は無料で誰でも挑戦できます。
ニッチジャンル・ワード
SEOが難化したといっても、それは主に企業サイトが強いジャンルやキーワードにおいてです。
ここを避けたニッチなジャンル選び、キーワード選びをすることで個人ブログでも稼げる方法はあります。
✔︎ニッチジャンル・キーワードの探し方
⇒「ジャンル名+おすすめ」で検索して上位ページを見る
個人ブログが5サイト程度上位に入っていたらまだまだ戦えるジャンルかもしれません。
企業が手を出してこない、競合も少ないニッチジャンルでしっかりとマネタイズを狙えれば月10万円程度ならまだまだこれからブログを始める方でも狙える範囲だと思います。
ブログで月100万円稼ぎたいんだよな〜、と思うなら月に数十万稼ぐブログを複数作りましょう。
つまり個人がこれからSEOで戦っていくなら1つのでかい市場を狙うというより、細かく稼げる市場を複数抑えていくイメージを持った方がいいかもしれません。
ただ、SEOは定期的にアップデートを繰り返しており、SEOオンリーで稼げるようになってもいつその状態が崩れるかわかりません。
そんな時のために今一番注力すべきはサイト運営者個人のブランディングだと考えています。
SNSで集客
SNSを活用してブログの集客力を増やすには、ブログでの発信テーマに関しての地位をSNS上で確立させましょう。
SNSでの発信力の価値
今の時代、SNS上での発信力が大きな価値を持っています。
ユーザーのメインとなる情報収拾手段が検索からSNSに移行しているからですね。
例えば、常に情報を収拾していたいジャンルがあれば、ユーザーはその専門家をSNSでフォローします。
あなたも、ブログの稼ぎ方について知りたければTwitterでブログの稼ぎ方について詳しく発信している人を探してフォローするでしょう。
おしゃれなファッションやメイクについて知りたければ、TwitterやInstagramでモデルをフォローするはずです。
先に挙げた
- 専門性・権威性・信頼性
- 指名検索
などの課題もSNSの活用で一部対策することが可能です。
SNSでフォロワーが増えれば増えるほどプロフィールや投稿にブログのURLを貼っておくことでブログの訪れるユーザーを獲得することができますし、あなた個人の名前や運営するブログのサイト名を覚えてもらえれば指名検索を獲得することもできます。
そのジャンルに精通している人間だというブランディングができれば専門性、信頼性の獲得も可能です。
発信するSNSの選び方
SNSと一口にいっても
- YouTube
- TikTok
など様々な種類があります。
必ずしもTwitterやYouTubeである必要はなく、どの媒体を使うかは、あなたの発信したいジャンルとユーザーの求める情報の形式、そしてユーザーの属性を考えましょう。
画像が求められるジャンルならInstagramやPinterestからの集客経路がマッチしそうですし、動画ならYouTubeやTikTokでしょう。文字情報ならTwitterが活用できるかも知れません。
また、女性向けならPinterest、男性若年層向けならTwitterなどそのSNSのユーザー層を考慮することも必要です。
✔︎SNS集客のまとめ
1、ブログの発信ジャンルと集客用SNSアカウントの発信内容をマッチさせる
2、ブログのジャンルでどういう情報が求められるのか、主なユーザー層はどんな属性かを考慮した上で発信するSNSを決定する
広告で集客
広告といっても様々な種類がありますが、仕組みは全て同じで「お金を払う代わりにブログへ訪れるユーザーを集められる」というものです。
例えば、Googleで検索した時に検索結果ページの上から1~3記事ぐらいに「広告」という表示があったことがないでしょうか。
この他にも
- ウェブメディアなどのバナー広告
- YouTubeなどの動画広告
- Twitter、Instagram、FacebookなどのSNS広告
- 課金しないと消せないゲームアプリの広告
などなど、実はネット上には広告があふれています。
これまでSEOアフィリエイトで数百万円を稼いでいたアフィリエイターたちが、アップデートを受けて売り上げが激減し、広告からの集客経路にシフトするという動きがあります。
資金のある人にとっては、ターゲットを絞った広告配信も可能なので十分に対策する価値がありますが、少額の資金で広告集客に挑戦しようとしてもなかなか難しいとの声も多いです。
また、どれだけ人を集めても商品をアフィリエイトを成約させるためのページの訴求力が弱いと、一向に商品の契約に至らないのでいきなり広告運用を始めるのはおすすめしません。
ブログがオワコンと叫ばれる時代にはSNS活用を
ブログがオワコンと言われ始めて約2年ほど経過しましたが、この間に月100万円稼ぐまでにブログを成長させた人もいます。
そしてその人はTwitterをうまく活用してブランディングを進めていました。
確かにSEOからの集客はGoogleのコアアルゴリズムアップデートの度に難しくなってきています。
しかし、ブログの集客経路はSEOだけでなく、SNSや広告などがあり、まだまだ個人がブログで数十万円稼ぐだけの余地はあります。
特にSNSをうまく活用して集客できる人がこれからのブログアフィリエイトで勝ち残っていくでしょう。
ブログで稼ぐためにはいかにSNSを運営していくかをじっくり考えてみてください。
これからブログに挑戦してみたいと考えている方は、ワードプレスブログの始め方について丁寧に解説している下記の記事を参考にブログ運営にチャレンジしてみてください。